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2009年4月 6日 (月)

「ペットマガジン」 昭和43年5月号 蒼洋社 その2

飼育繁殖の実際
ギアナ・リーフ・フィッシュ ロバート・J・ウィンダム 4ページ
 カラー写真

  • 学名の Polycentrus schomburgki とはトゲが沢山あるという意。土民語ではカサラブ。
    6匹以上を一緒にしておいて、自然につがいにさせる。雄は体色が濃く、雌の腹ビレは短い。
    雄が他の魚を寄せ付けず、水草の近くを掘っているときは、産卵が近づいた証拠である。

    産卵が始まりそうになると、雄は殆ど真っ黒になり、雌は2ミリの長さの産卵管を出す。
    雌は底をくり抜いた植木鉢に逆さになって天井に黄色味がかった卵を産みつける。
    雄はヒレで卵をあおって、熱心に守る。そして雌が近づくことをゆるさない。

産卵の報告
アフィオセミオン・カリュラム
 ルドルフ・ヅカル 4ページ
 カラー写真と白黒写真
 Aphyosemion calliurum

パイボールド・ハイフィン・ソードテール ノートン博士

  • 赤いハイフィンソードテールから、体色が白で体側の片方に大きな黒点があり、背ビレに赤いスジがあって、体には赤い模様のあるハイフィンソードテールの雄が産まれた。
    これに、赤いハイフィンソードテールの雌をかけあわせると、2ヶ月後に、体色がだんだんと白くなる雌が少し出た。

    これらの雌にマダラソードテール(Piebald swordtail)の雄をかけあわせた。
    2代目に半数のマダラソードテールが出たが、生長すると1ヶ月後には赤色、黒色が消失し、全白になる。眼球は黒である。

ルーズリーフ式新種紹介
 レッドテール・キャットフィッシュ

  • 魅力的なこの魚の幼魚は最近アメリカの熱帯魚店でも見られるようになった。
    現地の漁師はこの魚の肉が暗色であるため決して食べようとはしない。この地方の原住民は白い肉しか食べないと言われている。 

スレンダー・ヘミオーダス
  Hemiodus gracilis

金魚あれやこれや 餌について 熊谷孝良 4ページ
 生きエサ
  1,グラスウワーム
   和名をアカケヨソイカという蚊の幼虫
  2,ウジ
  3,ミールウワーム
   和名チャイロコメゴミムシダマシという甲虫の幼体
  4,ショウジョウバエ
  5,マイクロウワーム

  • 先頃、九竜虫なるものが新聞や週刊誌で騒がれたことがあったが、これはパン屑でふえるし、繁殖力も旺盛であるから金魚のエサとして実に有望であると思う。

The Pike-Head Luciocephalus
 英文ですが、白黒写真掲載されていて、クロコダイル・フィッシュのことです。

スネール三態 ビル・スミス 4ページ
 グレート・ポンド・スネール Liminia stagnalis
 ラムション・スネール Planorbis scorneus
 ファウンテーン・ブラダー・スネール Physa fontinalis

中南米の胎生魚
 ブラキラフス・テラベンシス 2ページ M.R.ブリタン博士

  • コスタリカの西北からパナマの北西にかけて分布し、主として太平洋側の山間の小川に多く生息している。海抜1000mの高さにもいて、水温19~21度が適してい。(※過去の文献なので注意)

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