「淡水魚の飼い方」 大村清友 昭和14年 大隣社 その5
第6章 養殖池築造上の注意
1,冷水性魚族の飼育池は冷涼の地を選ぶ
2,温水性魚族の飼育池は日光を良く受ける温暖な地を選ぶ
3,洪水及び旱魃の被害の恐れのある場所は避ける
4,鉱山から毒水の流出する場所は避ける
5,製造工場から毒水が流出する場所は避ける
6,産卵池、孵化池はなるべくコンクリート池にする
7,飼育池、越冬池は普通の池を用いるべき
8,孵化池、越冬池、孵化当初の稚魚飼育池は覆蓋の準備をする
9,注水口、排水口の設備は最も厳重にする
第7章 養殖器具 ※各種寸法等の説明有り
1,地曳網
2,タモ
3,魚袋
4,魚篩
5,亀甲紗抄網(すくいあみ)
6,微塵兒網(ミジンコ)
7,抄笊(すくいざる)
8,擔ぎ桶(かつぎ)
9,小魚撰別桶
10,水盤
11,給餌用焙烙(ほうろく)
12,踏車
13,簀
14,活魚槽
15,鰻籠
16,給餌箱
17,誘蛾灯
18,運搬缶
19,生魚運搬器
20,寒暖計
第8章 魚巣
第1節 種類
イ 金魚藻
ロ 柳の根 俗にヤナギノワタという。
ハ 棕梠の皮
第2節 投入法
第3節 魚卵の附着試験
イ 第1回比較試験
ロ 第2回比較試験
柳の根、金魚藻、棕櫚の皮の順となった。
ハ 魚卵の著卵状態図
第9章 餌料
第1節 天然餌料と人工餌料
イ 天然餌料
- 水産講習所長の岡村博士はプランクトンに対し漢字を新作し「生孚」(一文字)の字を以て充当した。
動物プランクトン
1,原生動物
2,蠕形動物(ぜんけい)
3,節足動物
- ミジンコは地方によってはツムシ、アカコ、モ、ホーヅキと呼ぶ事がある。
植物プランクトン
1,珪藻類
2,緑色藻類
ロ 人工餌料
省略
第2節 ミヂンコの蕃殖法
省略
第10章 養殖の害敵及び予防法
以下省略
第1節 害獣
第2節 害鳥
第3節 害虫
第4節 其の他の害敵
-----メモ-----
蠕=ジュ、ゼン、うごめ・く
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