「アクアライフ」 創刊2号 通巻2号 昭和54年9月 その3
水草育てHOP・STEP・JUMP 富沢直人+編集部 協力/石川芳郎 3ページ
HOP 何を手始めに揃えるか
STEP 植え方にはコツがある
JUMP 水草育ての8カ条
1,水質
2,水温
3,光
4,土
5,エアーレイション
6,肥料
7,トリミング
8,水草殺しの役者達
ディスカス学講座 第1回 岩村博史 2ページ
原種4種類
それぞれのディスカスの美しさ
- この4つの中で最も人気のあったブルー・ディスカスから固定化されたのが、ロイヤルブルー・ディスカスとレッド・ロイヤルブルーだ。
それ以外にまだ固定されていないが、バンコク産で、レインボー・ディスカス、ハーフブルー・ディスカス、トルコブルー・ディスカス、ケミカルがある。また最近輸入されたドイツ産のターコイスにはワッテリー(※ワットレイ)・ターコイスとストライプト・ターコイスがある。
心ふるわす神秘の色使い
- ・・・・・ディスカスは決して一つの水槽に4匹以上入れてはいけない。彼女らの優雅さは絶対にすし詰め水槽では表れないから。・・・・・
アクア・テラリウム学入門 2 牧野信司 2ページ
昔からあった、日本のアクア・テラリュウム
深山幽谷をミニチュア化して再現
- 盆景、盤景の話。盆景にも流派があり、ある流派の家元の跡を次ぐところまでやった。
ケト土をこねるだけで5年はかかり、山肌に谷あいのきざみをヘラでつけるだけでも10年の年期が必要。
風流なコンテスト「河鹿の啼き合せ」
- カジカと呼ぶカエルがおります。・・・・・美しい声で啼きます。
大正時代から昭和の始め、つまり戦前までの時代に、都会の各家庭において、競って飼育したものです。その方法が日本のアクア・テラリュウムともいえる独特の方法であって、・・・・・
自由自在にアレンジできるアクア・テラリュウム
何と何を組み合わせるか?
設置場所と使用容器の大きさは?
解明されつつあるシクリッドの意識構造 多紀保彦 4ページ
1,愛情ゆえの行動か? 卵を守る魚たち
2,親子像さまざま シクリッドの子育て
3,親子の絆をためす 機知に富んだ実験
産卵した植木鉢を20cmずらし、新しい植木鉢を置く
卵の付いた植木鉢のかわりに、偽卵を付けた植木鉢置く
2番が同時に産卵した時、一つを取り去る
2種のシクリッドの卵を、すり替える
4,生みの親より育ての親 視覚の果たす役割
5,”刷り込み”による 親子の認識
夢路を辿る水草情話 睡蓮 埴沙萌 2ページ
花の名前は様々に付けられる
- スイレンについて調べたいと思い、植物図鑑を見ても、スイレンという植物はない。スイレン科のヒツジグサの項を見ると、漢名が睡蓮となっている。・・・・・
ヒツジグサというのは、ヒツジ(未)の刻、つまり午後2時頃に花を開くので付けられた名前なのだが・・・・・。
一方、漢名の睡蓮は、花が夕方になると、眠るように閉じることから睡の字がつけられ・・・・・。同じ花でありながら、日本では開く時を、中国では閉じる時を名前にしたというのも、珍しい例であろう。
ヒツジバナの不思議
外国での改良
水面からふと首をもたげて
寒さに向けて
睡蓮夢物語り
魚徒然抄 鮎 さとう魚水 2ページ
1年のはかない命
友釣りは先人の知恵
雄性先熟の摂理
川底にからだを埋めるメスたち
鈍魚庵の旧刊紹介 鈍魚庵主人 2ページ
- 「いわしの話」相川廣秋 昭和36年 内田老確圃
「鯨に挑む町」熊野太地浦捕鯨史編纂委員会編 昭和40年
「海の紳士録」朝日新聞編 昭和37年 朝日新聞社
「魚・海・人」寺尾新 昭和17年 春秋社松柏館
「鮭サラの一生」ヘンリー・ウィリアムスン 訳/海保真人 昭和43年 至誠堂
広告
「グッピープラザ エイチョウ」の広告がありました。(片仮名ですね。記憶では英蝶のはずだった)。写真はロングフィン・シルバーブロンズ・タキシード(世界で始めて作出された、とキャプション)、アルビノ・ロングフィン、キングコブラ、グラステール、アルビノ・キングコブラ、シルバーブロンズ・タキシードです。
また、「アルビノ・グッピー大放出中 1P 3,500円」とあります。
今では考えられない、エアコンの広告、大京観光の広告もあります。
-----メモ-----
1942年=昭和17年
1965年=昭和40年
これでこの雑誌の紹介は終わりです。
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