「趣味の熱帯魚と金魚」 牧野信司 昭和33年 その4
第6章 雌雄の見分け方
前章の「熱帯魚の説明」に魚種毎に付した番号で類別している。
第1節 胎生目高科の見分け方
しりびれで見分ける
第2節 カラシン科の見分け方
ネオンテトラ型
フレームフィッシュ型
ソードテールカラシン型
第3節 鯉科の見分け方
- ゼブラダニオ、ジャイアントダニオ、ヘテロモルファ、スマトラの雌雄差をイラストで解説。
第4節 卵生目高科の見分け方
雌雄の色彩がはっきり違う。
第5節 カワスズメ科の見分け方
- ブルーアカラ、エンゼル、ディスカスのイラストで説明。
第6節 その他の科の見分け方
- バジス、ポリセントラス、グラスフィッシュをイラストで説明。
ベタ、パールグーラミィ、ブルーグーラミィをイラストで説明。
第7章 代表的な魚の繁殖法
第1節 グッピーの繁殖法
- 産子容器に隔離するかニテラなど水草のある水槽で子を採る。
第2節 ゼブラ・ダニオの繁殖法
- 何も入れない水槽にサランネットで作ったカゴを吊し、オスを先に入れる。翌朝には産卵する。オスが弱い場合2~3尾にする。
第3節 スマトラの繁殖法
- 灰汁を抜いたシュロの皮をトンネル状にして、何も入れない水槽にいれる。翌日午前中には産卵する。トンネルは親が出入り出来る程度。中は番がグルグル回れるぐらい。
第4節 ブルー・グーラミィ(※グラミー)の繁殖法
- 仲のいい雌雄を一緒にして、浮き草のある水槽で飼っていると、泡巣を作り産卵する。産卵後メスは取り出す。
第5節 エンゼル・フィッシュの繁殖法
- 仲の良い雌雄を確保し、幅の広い水草に産卵させるか、陶器の筒を水槽に45度に傾け産卵させる。
第6節 ブルー・アカラの繁殖法
- 10cm四方ぐらいの瓦、皿等を入れた水槽に、仲の良い雌雄を入れる。水草はなくてもいい。
第7節 ネオン・テトラの繁殖法
- PH=6.4、硬度50度、産卵時水温25~26度、薄暗くする。
水槽内に10cm四方ぐらいのすべすべして、へりの上がった石を入れる。
親魚は産まれて半年めから1年までのものとする。
産まれた子は、さきほどの石の下にへばりつく。
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