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2008年10月29日 (水)

「水草 栽培と楽しみ方」 立花吉茂 その8

第4章 水槽などでの育て方
 容器のいろいろ 戸外用
  防火用水層

  • 他に木箱、ミカン箱、タンスの引き出し等、外側にペンキを塗る。

  井戸わくと土管
  浴槽
  樽
  火鉢
  タライ、ツボ
  その他の容器

 水槽でつくれる種類
  水槽で育てられないもの
   オオオニバス、ヨシ、流れのなかに育つもの

  水槽にふむきな水草のつくり方
   大型の水草
    樹木の盆栽と同じ。
   沈水性のもの

  水槽栽培に適したもの ※代表種類の一覧掲載
   小型の種類
   浮葉性のもの
   抽水性のもの
   湿地性のもの

 植えこみと手入れ
  鉢と容器
  培養土

  • 「花もの」は肥料を混ぜた発酵させた土。
    それ以外は畑土に川砂を若干加えるといい。
    傷んだ苗は細かい川砂だけに植えこみ、その後培養土に植え直す。
    水盤は川砂だけにする。

  植えこみ時期
   4~5月ごろ

  植えこみ方

  • 深植えにならないよう注意。
    鉢底から荒い川砂を1/5位、その上に培養土を八分目。

  管理上の注意
   夏季の管理

  • 水中の植物の呼吸量も増加し、水中酸素が不足状態となる。

   水腐りの防ぎ方
    よい天気が続いた時に、2,3日に1回ぐらい水を補給する。

   固定した水槽の管理
   ボーフラ対策

  • メダカを入れると効果的。
    魚を入れないときは、殺虫剤(ピレトリコン、ニコチン)を数滴落とす。

   培養土のとりかえ
    1年に1回新しくする。

 飾り鉢や水盤を利用する方法
  栽培の仕方
   室内では徒長するので、弱ってきたら戸外に出す。

  飾り方
   水盤の中に鉢を置くといい。

  利用できる水草の種類
   湿地性、抽水性のグループになる。

第5章 室内での育て方
 第1節 屋内と室内の中間づくり
  いろいろな容器
   バケツ、洗面器、スリバチ、ジョッキ、鍋、釜、土瓶、広口ビン
   植木鉢の利用の仕方
    素焼き鉢
    硬焼き鉢
     平らな石などで底穴をふさぎ、接着剤やセメントで固める。

  折衷式づくり
   戸外の水槽に沈めておいて、必要なとき室内に持ち込む。

  

岩つけ
   岩つけ仕方

  • 1,岩石を水盤にすえる。
    2,水の中に2,3週間入れて水分を含ませる。
    3,苗をくぼみに差込みカケラで覆って、水を張った水盤にいれる。
    4,時々太陽光にあて、乾いたら水をかける。
    5,1ヶ月もすると、根が岩石にとりつく。

   岩石の選び方
    凹凸のある溶岩や軽石が適当。

   つくり方のポイント
    最初はセキショウなどで練習する。

  水栽培
   利用できる種類

  • 球根など、ある程度株に養分を蓄えている種類を使う。
    クワイ、オモダカ、アギナシ、ミズカンナ、ペルタンドラ、サトイモ等

   栽培の仕方
    水を1/5位入れておくと発芽して根が伸びてくる。
    新芽が出てきたら水を一杯に張り、頻繁に水換えする。

   管理
    1,時々日に当てる。
    2,真夏は毎日水を換える。

  砂づくり
   利用できる容器
   利用できる種類
   植え方
    砂であるため、空気の流通もよいので多少深めに植える。

   肥料

  • 固形肥料は水換えを頻繁に行うので適しない。
    ハイポネックスなどの水溶性肥料をごく薄入れる。多く入れると濃い液体のため、細胞が水を吐き出して枯れてしまう。

   管理
    1,時々日に当てる。
    2,頻繁に水を換える。

   楽しみ方
    1,夏~秋に鑑賞できる
    2,戸外のものと、取り替えて楽しめる。
    3,水田水草をインスタントに楽しめる。

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