「水草 栽培と楽しみ方」 立花吉茂 その4
※解説されている種名だけ列記しておきます。
第3節 抽水性の水草
クワイとオモダカ
- クワイ、アオグワイ(関東地方)、スイタグワイ(関西地方)、ハクグワイ(中国産)
オモダカ、ヤエオモダカ(園芸品種)、アギナシ、ウリカワ、カラフトグワイ、ヒトツバオモダカ(オモダカの変種)、タイリンオモダカ(南米産、塊茎は出来ない、越冬する)、サジタリア・プラチフィラ
ヘラオモダカとサジオモダカ
- オモダカという名だがアリスマという別属。ウォーター・プランティンとも呼ばれる。ホソバヘラオモダカは変種。
ミズバショウ
- ミズバショウ、アメリカミズバショウ、ヒメカイウ(別名ミズイモ)
ミズカンナ
ミズアオイとミクリ
- ミズアオイ、コナギ、ポンテデリア・コルダータ、ミクリ、オオミクリ(別名カドハリミクリ)、タマミクリ、ヤマトミクリ、ウキミクリ、ヒメミクリ、ナガエミクリ
ミズワラビ
- ミズワラビ(ウォーター・スプライト)、ウォーター・ファン
ガマとマコモ
- ガマ、コガマ、ヒメガマ、フイリガマ(園芸品種)、マツモ
ミツガシワ
ヌマオオバコ(リムノカリス)
エンツアイ(ヨウサイ、学名イポメア・アクアチカ、ツル性)
ミズオジギソウ
第4節 浮葉性の水草
ヒルムシロ
- オオヒルムシロ(別名メヒルムシロ、オヒルムシロ)、フトヒルムシロ、ヒルムシロ、エゾノヒルムシロ、ホソバヒルムシロ、ホソバミズヒキモ、ミズヒキモ、コバノヒルムシロ
ウォーター・ポピー
- 三木茂博士によってミズヒナゲシの名が与えられた)
アサザとガガブタ
- アサザ、ヒメシロアサザ、ガガブタ、バナナ・プランツ(三木茂博士はハナガガブタと名付けた)
トチカガミ
ヒシとヒシモドキ
- ヒシ(メビシとオニビシは変種)、ヒメビシ、コウモリビシ(台湾産)、ヒシモドキ
コウホネ
- コウホネ(ベニコウホネは変種)、ヒメコウホネ、オグラコウホネ、ネムロコウホネ、ナガバコウホネ、オゼコウホネ、アメリカコウホネ、タイワンコウホネ
ジュンサイ
他の水草に負けてしまう。貝の食害を受ける。
オニバス
一年生である。種子は乾燥させると発芽しない。
ハス
- 東洋に1種と北米に1種しかなく、他は栽培品種。
原種 ハス、キバナハス
鑑賞用品種 ソウトウレン(双頭蓮)、ミョウレン(妙蓮、多頭連)、マコトハス(佐藤誠が作出)、チャワンバス
現存すると思われる種 藤壺、大賀蓮、浄台、玉繍、蜀紅、紅碧台、芦山白、天女、碧台、清月、酔妃、一天四海
食用品種
支那種(別名オタフク、伊予、ナンキン)
備中種(別名ダルマ、加賀、台湾)
杵島(別名 明星)
朝鮮種(別名 中間種)
上総種(別名 餅蓮、白蓮、長蓮)
愛知種(別名 うす、うすあか)
早生種(別名 小節、戸倉、早生白)
地蓮
原始ハス
ヒツジグサとスイレン
ヒツジグサ、エゾノヒツジグサ
スイレン
熱帯性昼咲きのグループ
- 青・紫色系
ダイレクタ・G・T・ムーア、キング・オブ・ブルース、ミッドナイト、ペンシルベニア、ブルー・バード、ヘンリー・ショウ、ミセス・ウッドロー・ウィルソン、ウィリアム・ストーン、キング・ジョージ、シャーレス・アン、オーガスト・コッホ、ミセス・M・E・ランディック
- ピンク系
ペルシァン・ライラック、シカゴ、ピンク・パール、リオ・リタ
- 黄色・赤色系
セントルイス、セントルイス・ゴールド、タリスマン、インデペンデンス、ゴールデン・ウエスト
- 白色系
ミセス・G・H・プリング、デージー、テッド・ウバー
熱帯性夜咲きのグループ
紫や黄色の花はない。
- オマナラ、シルバー・スター(スタートバンティを日本で改良した)、スタートバンティ、ツラディ・スローカム、ジョージ・ハスター、デボンジャー、ミセス・G・H・ヒッチコック、ビセット、コロンビアナ
温帯性のグループ
葉に鋸歯はない。紫色の花はない。
- アンドレアナ、アルバ(原種と言われている)、フラバ、マリアセラ・クロマテラ、マリアセラ・カワセ(日本で発見された品種)、サンライズ、ピンク・グローリー、ピンク・オパール、グロワード・テンプル、ミセス・リッチモンド、ニュー・トーン、アトラクション
姫性スイレンのグループ
紫色系はない。
- ピグメア・ヘルボラ、ピグメア・テトラゴナ(日本のヒツジグサと同じだが輸入種)、レイディケリー・ロゼア(ピンク・ピグミーと呼ばれる)、レイディケリー・ライラセア、レイディケリー・フルゲンス、オーロラ
オニバス
オニバス、パラグアイオニバス
デンジソウ
- デンジソウ(別名ペッパー・ウォート)、ウォーター・クローバー(オーストラリアン・フォーリーブド・クローバー)
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