「アクアライフ 創刊号」 その2
本の作りは創刊号とあって、今の「楽しい熱帯魚」に似た感じで、突っ込んだ記事は見あたりません。
表紙はアロワナの顔のアップ。
口絵
テトラの水草水槽のポスターが綴じ込みでついています。大きさはA4で4枚分。これにホルスト・キッパー氏のコメントが付して有り。タイトルは「完全な水槽」で、A4ぎっしりの長文です。
本文 ※自分のメモ程度に抜き書。海水魚は除いてあります。
産卵技術の進歩がとうとう青い天使をつくりだした 東博司
ブルーベールエンゼルの写真と記事。ブルーエンゼルをつくりだすため1970~1976年にかけて、30万匹以上の稚魚を得たがそのうち明らかなブルーの発色があったのは、わずか8個体であった。
これを固定すべくいろいろ試みたが満足する結果が得られなかったので、人工授精を試みたがブルーの形質を持つF1を作り出せなかった。
その原因は精巣が未発達のまま成魚になっていたのである。
グッピークレイジーたちはクリエイティブ感覚に賭ける
写真と文面は一般的だが、このページに出ている「グッピープラザ エイチョウ」の広告について一言。
グッピーブームが衰退してから数年、或いは数十年後に当時はたしか「英蝶」と漢字で広告が出ていたと記憶しているが、相当な金額のグッピーの広告を出していたのを覚えている。
当時フィッシュマガジンもアクアライフも広告に金額をのせていなかったが、なぜか「英蝶」はグッピーの値段と綺麗な写真広告がでていた。
因みに創刊号の広告写真のグッピーも素人目には綺麗です。
以上で創刊号の紹介は終わりです。
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コメント
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英蝶の広告に値段出ていましたっけ。調べてみようっと。いろんな意味で一時代を作ってくれました。
投稿: 花やん | 2008年8月16日 (土) 10時43分
「英蝶」なんですが、創刊号ではカタカナでSHOP名が載っています。自分の記憶では漢字なのです。
値段表示については、スゴイ価格だったのでよく覚えいますし、写真も記憶にあります。
バックナンバーの記事についてはデータベース化していますが、広告までは整理していないので掲載の通巻番号まではわかりません。
わかったら、教えてくださいね。
投稿: イチ | 2008年8月17日 (日) 01時01分