「ペットマガジン 1967/7」 その2
表紙
海水魚のアカククリかな?。
※海水魚はほとんどわかりません。と言うことで、以降海水魚関係は省略して紹介します。
口絵
オランダシシガシラの大きな個体、コリドラスsp(※パレアタス)、コンゴー・テトラ(日本へは1957年に輸入されたと記述されています。)
特集 趣味と実益
熱帯魚 その趣味と実益 牧野信司
生き物でもうかるか?
熱帯魚はどうか?
可愛がっていたら殖えてきた
具体的な方法は
イ)水槽
ロ)魚の種類
販売ルートの問題
高級種を揃える方法
趣味と実益の本質
実益になる水草のいろいろ 宋芳彦
バリスネリアとサジタリア類
バンチ・プラント
- 数本の水草を一つに束にして育成するために、このような一般的な呼び名が使われた。
装飾用の水草
珍しいショータイプのプラント
和泉克雄の熱帯魚の話
ラスボラの仲間達
- 欧米ではこの魚を「ハルクイン・フィッシュ」とも呼ぶ。ハルクインとは「まだらのある、ぶちのある」という意味です。
ヘテロモルファの繁殖苦心談
- 人形町に明治水族館という店があり、そこの山本富二さんは、輸入されるヘテロモルファが死んでばかりいるので、何とか国産を得たいと繁殖を研究した。
外国の本でPHのことを知り試したが、でも産卵しなかった。そこで化学的方法による水質の変化をやめて、カシの枯れ葉を煮詰め、その水をこして、数滴産室に入れたら産卵した。
日本でこの魚の産卵にはじめて成功した人でしょう。
その他のラスボラの仲間
- ラスボラ・ヘンジェリィ(※ヘンゲリィ)、シルバー・ラスボラ、シザーステール、ファイア・ラスボラ、ラスボラ・ポーキペルホーレータ(グローライト・ラスボラ)、ラスボラ・マキウラタ(※マキュラータ)、ラスボラ・ウロプタルマス(※ウロフタルマス)
熱帯魚シリーズ 第9回 牧野信司
大きい魚小さい魚
大きい魚
- ピラルク、アロワナ、クラウンテトラ、アリゲーター・フィッシュ、コロソマ、ポリプテルス
小さな魚
- ラスボラ・マキュラタ、ホワイトクラウド・マウンテン・フィッシュ、ナノストマス・トリファシアタス
ファンシーベタ Mr.アクアリスト
- ここにいう”ファンシー”とはもちろん英語で、ホビーの意味に通じる「道楽」、イリュージョンの「奇想」、イマジネーションの「空想」、ホイムの「気まぐれ」などの意味があり、そこから「変わり種、珍種」の意が生まれてくる。
ここにアメリカのドレイク大学生物学部ジーン.A.ルーカス教授の「ベタの展示と審査の規格(スタンダード)に対する一つの提案」がある。
採点方法 ※各説明有り
1,色彩
2,大きさと釣合
3,ヒレ型
4,外観または姿と状態
分類
1,色彩
2,体型
3,雌
4,未来のベタ
審査記録カード
コラム
熱帯魚繁殖メモ プラティ
グッピー漫遊記 水辺 透
コラム
グッピーの父 ポール・ハーネル
私の愛魚歴 広岡 義雄
薬と共に魚と共に (八重洲薬品株式会社 社長)
写真解説 美しい熱帯魚
エンゼル・フィッシュ
3種のエンゼル
1,P.アルタム
2,P.スカラレ
3,P.ドマリーリ(※ドゥメリリィ)
エンゼルのバラエティ
アメリカのアクアリウム・ホビーの歴史 J.クリー
アクアリウム・ホビーの発祥地・イギリス
- 1841年 Dr.E.ランカスターが小さなガラス容器にスティクルバック(トゲウオ)を飼育したのが最初の水槽であったといわれている。
1850年 ロバート.ウォーリントンが水槽内のス交換の原理に関する実験を化学学会に発表。
この実験にバリスネリアの入った容器に2尾の金魚を入れて、容器の底には土と砂を入れた。
1852年 動物学者のフィリップ.H.ゴーゼはウォーリントンの試みを一般に普及させた。
アメリカに広がった一時的な流行
- 1854年 ボストンのMr.カッティングは自分の家に二つの容器をセットした。
1986年 Mr.P.T.バーナムはロンドン動物園の園長に頼み、有能な技師を呼び寄せ、アメリカで最初の公立の水族館を作った。
アクアリウムという言葉の起源はアメリカ
- 水の生物を飼育することに対し、ゴーゼ氏はアクアリウム、ランカスター氏はアクアビバリウムとまちまちであった。
アメリカン博物館の共同所有者であるヘンリー.D.バロラー氏は著書でアクアリウムという言葉を多く使用した。
« 「ペットマガジン」 昭和42年7月号 蒼洋社 2巻7号 通巻10号 | トップページ | 「ペットマガジン 1967/7」 その3 »
« 「ペットマガジン」 昭和42年7月号 蒼洋社 2巻7号 通巻10号 | トップページ | 「ペットマガジン 1967/7」 その3 »
コメント