「ファンシーグッピー」 その4
第3章 ファンシーグッピーの飼育秘決(訣の誤植?)
どんなグッピーで始めるか
専門家を捜す
- すばらしい変わり種飼育展示している熱帯魚店、或いはすばらしい繁殖家達を探し出す努力をする。次に自分の要求を明確に伝えること。
グッピー購入の注意
熱帯魚店主と知り合いになる
- 自分の飼育熱が高まり、趣味が進むにつれて、餌や、その他の日常必要品の購入する機会も多くなることを売り手は知り尽くしている。
したがって、そのような大切なお得意先に印象等を傷つけることはできないはずである。
購入後の注意として
- ポリ袋と水槽の水温を合わせる。
両方の水のPHには0.2以上の差があるか否か確認する。
環境になれるまで24時間給餌を控える。
グッピー飼育の基本事項
(1)水槽
理想的な水槽のサイズ
- 38~76リットルで、3.8リットルの水当たり4尾以上の親魚を越えないことがポイントである。
以下の表が掲載されている。
NSマークの観賞魚用水槽寸法表
NS-1(300*200*260)~NS-45(1800*900*900)
トモフジの観賞魚用水槽寸法表
YT-1(310*185*230)~YT-60(2400*600*900)
(2)水質(PH、硬度、塩分)※本文は(1)と誤植
適切なPHは
- 殆どがアルカリ性の水で飼育繁殖されているが、ある有名なグッピー繁殖家はむしろ好ましい水質としてPH6.5~7.0が適していると主唱しており、最近では、一般的にいわれる事である。
塩分と硬度
- 3.8リットル当たり茶サジ一杯の塩を加えることも望ましい。
中程度の硬度をもつ水がグッピーには最高といわれ、ドイツ目盛りで硬度6~10度が最適である。
アメリカで評判のミラクル社製造のPHテストキットの写真掲載
美しい水の管理
- 週一度は必ず水槽の水を10%定期的に変えてやることをすすめたい。
(3)温度
- 大体23~27度の温度で最高の状態にある。仔魚はやや高めの温度で飼育し、数週間後には序(※徐)々に低めの温度にすると良い。
水温の激変
- 一度に3度程度の変化までは耐えられる。
24時間で3~4度の変化では、時には病気や発育不良の原因にもなりかねない。
必要な光
- 一日12時間或いはそれ以上の照明が必要である。
(4)水草と濾過装置
水草と底面フィルター
- ハーネル氏が推奨するウォーター・スプライトは水槽にも大いなる利益となる。
適切なフィルター
- 以下の水草の写真が掲載されている。
ウォーター・スプライト、ナハスの一種(※ナヤス?、写真は今で云うブリクサsp・ベトナムに見える)、ハイグロフィラ・ポリスパーマ(※ポリスペルマ)、バリスネリア・スピラリス
(5)餌と摂餌法
グッピーの餌、グッピーには生餌、乾燥餌、グッピーの摂餌、幼魚時の摂餌
効果的な活性炭の使用
ゴードン博士の実証と正しい摂餌計画
- Goedon博士は早朝期(※?)生餌を与えるか、そうでないかによって、グッピーの発育に驚くほどの相違が起こることを実証している。
このことから、新しく産仔したての仔魚は、一日数回孵化したてのブラインシュリンプを与える。マイクロ・ワームを代用しても良い。
グッピーの病気と治療
(1)グッピーの病気の見分け方
(2)病気の症状と治療法
- マウスファンガス、イック(※白点病)、ひれ・尾ぐされ病、ベルベット病
(3)グッピー管理面での死因
- 水質の問題、餌による、酸素不足による、腐敗した水草、散布薬剤(殺虫剤)
グッピーの定期的管理
換え水の準備、摂餌のルーテン(※ルーチン)
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