「ファンシーグッピー」 その6
第5章 各国のグッピー・ショー・スタンダードと審査基準
※細かく書かれていますが項目だけ列挙しておきます。
イギリス・グッピー協会(F.B.A.S.)
タイプ
ラウンド・テール
スピアー・テール
トップ・ソード
ボトム・ソード
ダブル・ソード
コッファー・テール
- 南ウェールズの抗夫の使用するシャベル「コッファー」に似た形をしている。ダイヤのエースの半分側に似た型とも言える
ロブソン
尾びれは一様に丸い。
色彩
グレー
ゴールド
ゴールド・レース
ロブソン
コッファー・テール
雌雄の標準型
雄のスタンダード
雌のスタンダード
ペアーでの出品
以下の理由で認められていない。
1,どの種類も類似している。
2,雄の活動力が雌の行動を減退させる。
3,採点に大きな差が生じる。
グッピーの審査(審査の手引き)
体型の重要性
色彩
アメリカ・グッピー協会(A.G.A.)のファンシーグッピー・スタンダードと審査基準
- デルタテール、ベールテール、ソードテールについて以下の内容が各々掲載されている。
ボディ、背びれ、尾びれ、色彩
その他の尾型
自由部門に分けて審査
雌のグッピー
ボディ、背びれ、尾びれ、色彩
色彩と血統
グレー
ゴールド
アルビノ
色彩のいろいろ
ブルー、ブラック、レッド、グリーン、混合色。
黄色や紫に対して特別な規格はない。
オーストリア・グッピー協会(OGG)制定のインターナショナル・ショー・スタンダード
1,グッピー・スタンダード
ラウンドテール
ピンテール
スピアーテール
コファーテール
ライアテール
トップソード
ボトムソード
ダブルソード
スカーフテール
ヴェールテール
ファンテール
トライアングルテール
2,ショー規則
10項目が掲載
3,採点基準に関しての一般的公表
体長、体高、背びれ、尾びれ、色彩について何が審査対象か記述してある。
欧米四カ国に於ける各採点表
- イギリス(1955年)、アメリカ(1957年)、ドイツ(1962年)、オーストリア(1969年)
日本に於ける採点表2例
牧野信司氏提案(1967年)と中西けんじ氏提案(1969年)
あとがき
本書の編集に際して、T.F.H社刊行の下記の書を参考にした。
アクセルロッド博士著:Guppy in Colur
エメンス博士著:Fancy Guppy for aduanced hobbyist
ハーネル&ウィットニー著:ALL about Guppy
- 同時に、本書に使用されたカラー写真は、すべてアメリカのT.F.H社、社長のアクセルロッド博士の好意により提供されたものである。
アクセルロッド博士並びにミラクル・ペット・プロダクト社の東洋地区支配人、木村尚二氏の助言と協力に負うものが大であったことは言うまでもない。ここに、両氏に心より謝意を表したい。
May10,1969 編者 小幡哲司
この本の紹介はこれで終了です。
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コメント
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そういえば、advanced hobbyistはまだ見たことがないです。今となっては気になります。
投稿: 花やん | 2008年8月 1日 (金) 09時08分
当方の洋書もT.F.Hばかり3冊なので、この本知らなかったです。
と言うよりグッピーの入門書ばかりです。
投稿: イチ | 2008年8月 4日 (月) 00時59分