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2008年6月 2日 (月)

「熱帯魚の飼い方」 藤岡 昇、藤本義昭 その2

第1章 飼育の部

  • 第1節 用具の準備
     水槽
       金魚鉢、ガラスバット、鉄枠水槽、コンクリート水槽
      最近は高価だがステンレス枠のものもある。

     水温計
      大型水槽となると、水面と水底の温度差が相当開くので、この場合上部と下部に二本の水温計を使用する。

    餌入れ
     イトミミズ入れにはガラス製もあったとのこと。イラストに面白い粉餌用の餌入れがある。これには餌拡散防止の下に、落ちた粉餌用の受けがある。

    ガラス面掃除器
     柄の先に安全剃刀が装着できる用になっている。

    エヤーポンプ ダイヤフラム式とピストン式がある。

    フィルター 市販品には2~3種ある。

    ディップチューブ
     これはスポイトの中にウールが入っていて(胴が太い)、2枚の弁でスポイト内に入った水が濾過され水槽内に入る仕組みである。良い水を捨てない事らしい。

    保温器
     戦後の熱帯魚飼育が盛んになった原因は、サーモスタットが誰にでも入手できるようになり、安価で良品が市販されたことが第一だと言われている。

    その他の器具 ピンセット、径が1cmぐらいのビニールホース

    自作できる器具
     温度計は200~300円と高価な物だから、浴用温度計に目盛りを付け、消えないようにビニールパイプをかぶせる。(因みにこの本が280円)

    ピンセットは竹で作る。

    水槽(簡易飼育槽)
     5分板を削って内面をサンドペーパーでよく磨く。水深は1尺までとしガラスを前面に取り付けその内にビニールを水圧で張り付ける。これで3年間位はもつ


     トリコット織りのストッキングを使う。イラストによると下になる部分をギザギザに切り縛る。ブライン用にはモミと呼んでいる絹を使う。

    サーモスタット
     自作は難しいのでコタツののを取り出して利用する。

    ヒーター
     ニクロム線は必要なワット数を電気店に頼んで巻いてもらい、これがガラス管に当たらないよう碍管(がいかん)に入れ砂を詰める。両端にゴム栓をしビニールパイプを暖めてはめる。

    エヤーポンプ
     100ワット交流用モーター(電蓄用フォノモーターでも可)と模型玩具の蒸気ピストンの双頭1個を用意する。モーターでピストンの動輪をまわし空気を圧縮する。

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