「水草園芸」 近藤龍雄 その3
第1章 水辺の四季
春夏秋冬の水辺の情景を俳諧をとおして味わう。写真14葉
第2章 水辺草と庭
庭に流れや行けを作る。今の庭には少し無理があるような気がする。著者はさらに配植は少数にすべきだと述べている。写真9葉
第3章 水生植物の生活
岸辺からの群落を説明。挺水植物群落、浮水植物群落、沈水植物群落。また川の流速が1m/sec以上のところには水草は生育しないと述べている。イラスト1ページ
第4章 武蔵野の草原
水沢に生ずる挺水植物の多くは両棲であって、水に対し可塑性を持っている。写真14葉
第5章 水生植物とは
沈水植物、抽水植物、浮水植物につての解説。水生植物区分模式図
第6章 淡水植物の栽培
コンクリート池の作り方を紹介。ここでも水温が低い場合には一度水をためることがいいと述べている。ちなみに本文では「溜める」ことを「渚溜め」(なぎさだめ)と言う表現をしている。
自生地からの採取運搬についても解説されているが、これは「植物の採取と培養」原秀雄によると引用もとを表記している。
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