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2008年4月19日 (土)

「水草園芸」 近藤龍雄 その2 

 カバーは庭園の池で岩の脇に水生植物の「サンカクイ」が配植されている。

【写真】 写真はすべて白黒
 1 尾瀬コウホネ
 2 サジオモダカ 流水池に植栽された状況
 3 エキノドラス・ラディカンス 前ページと同じ池のようだ。水温は18~20度の説明

 4 エキノドラス・ラディカンス、エンコウソウ
 5 サジオモダカ、ベニコウホネ
 6 ミズカンナ

 7 イ、オオフサモ、スイレン 流水を使用するときは「たまり」を設け温度を上げて導く
 8 ミズユキノシタ、カミガヤツリ(たぶんパピルス)、ナガバノモウセンゴケ
 9 アヤメ、ヘラオモダカ、ササバモ

 10 ミツガシワ、チャワンバス、農学博士 吉村巌氏の庭にある水草 ミツガシワは自分も栽培しているが、4月の初めから9月頃まで楽しめてオススメです。

 11 コウホネ、セリ、コナギ
 12 ヒメビシ、リュウキンカ、ミズバショウ、ジュンサイ。2階ベランダでヒシを栽培していたとき、緑藻抑制に薬品を投与したら全滅の憂いにあった。熱帯魚用水草と違い日本産水草は結構ナイーブなので注意してください。

 13 デンジソウ、ホテイアオイ
 14 スイレン、その花、ヒメスイレンの花
 15 エキノドラス・ラディカンス ガラス温室内の水槽写真で、たぶん枠は鉄だと思う。
 16 エキノドラス・ラディカンスのランナー、花、結実状態

【序文】 著者は「庭草の中から特に水草や湿地草を見直してみたい」と述べている。

【参考文献】 熱帯魚関係では石川貞二著 「熱帯魚の飼い方」を参考にしている。石川貞二氏は加島書店から熱帯魚本を出版しているが、本の名前は「熱帯魚の飼い方殖やし方」なのでこの著書のことだろうか。
 同氏はほかに金園社や至誠書院からも熱帯魚本を出しているのでどれを指しているのか知りたいところだ。

 参考文献は通常巻末に記載されるのだが、本書はこれを序文後に持ってきている。また、「参考文献」という言葉の代わりに「凡例」と表記しているのも珍しい。
 著者が大学の教授であることを考えると、出版社の意向かもしれない。

 古書を読む楽しみの一つが、この参考文献にある。なぜなら次の本を探す手掛かりになるからだ。 

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