魚本探偵団

　平成12年(2000年)9月初めてネットで本を買った。ネットでの買い物第一号であった。
もともとパソコン通信からネットへと移行したため、当時の自分のパソ、通信環境での検索は、30分近く砂時計状態が続いてやっと画面に出ても、お目当ての本はなかなか見つからなかった。

　夜23時過ぎのテレホーダイと同時にみなネットに接続するするため、半端なトラフィックではない。料金も従量制のため、検索の本を買ったほどだった。

　それでもネットがない時代には大枚握りしめ、ディパックかついで１日かけて神田古書店街の生物古書専門店を徘徊したことを思えば、雲泥の差なのだ。

　で、ネットで最初に買った本は何かというと
　　「趣味の熱帯魚」　銀座千疋屋趣味叢書　昭和9年7月25日発行　正價 弐拾銭

を福岡の古書店から2000円で買った。

－－－－－メモ－－－－－

叢＝そう　千疋＝せんびき　價＝値

　魚本とは私が趣味としている熱帯魚飼育に関する本・雑誌のことです。熱帯魚の本ばかりでなく広く淡水魚の本、水草の本、水生植物の本、金魚の本そして和書、洋書も含んでいます。

　ここでは、今まで買ったあるは見た千を越える本・雑誌の蘊蓄を書いていこうかと思います。