2010年9月18日 (土)

「フィッシュマガジン」 昭和42年9月号 通巻17号 その4

金魚随想4 桜井良平 4ページ
 金魚飼い初めの記(その2)
  松井先生
   ※松井佳一
  西田さん
   ※西田明義(旧姓塩見)大阪府水産試験場
   郡山の武居一馬
  チョウテンガン

新製品紹介 2ページ
 鯉ペット 餌 恵比寿興業(株)
 マリーンポンプ 縦型ポンプ (株)東京観賞魚綜合センター
 熱帯魚トランプ 寺西商事(株)
 新ペット 餌カゴ付 (株)明和

魚紳士録(17) 淡水のギャング ライギョ 木村重 7ページ
 魚のギャングは
 ライギョの仲間
 どこから来たか悪紳士
 ライギョの習性
 寄生虫の宝庫ライギョの身体

バックナンバーの御案内 3ページ
 創刊号から第3館号までの目次を掲載

以上でこの号の紹介は終わりです。

2010年9月16日 (木)

「フィッシュマガジン」 昭和42年9月号 通巻17号 その3

フ化シリーズ ロージィ・テトラ 広瀬輝夫 2ページ
 執筆者は赤羽台熱帯魚同好会会長
 種親の準備
 種親の選び出し方
 産卵方法
 成育方法

遺伝の実習 熊谷孝良 3ページ
 熱帯魚、メダカ、金魚を材料にして
 1,ソードテールを材料にした遺伝実習

  • イエローソードとかオレンジソードと呼ばれているものの赤眼の作出

 2,メダカを材料にした遺伝実習

ブラインシュリンプの簡単な飼育法 高野秀昭 半ページ
 執筆者は東海区水産研究所技官
 餌はメリケン粉ときな粉を等量まぜて、乳鉢でする

水草のすべて(4) 和泉克雄 7ページ
 水草の種類
 エキノドラスの種類 ※エキノドルス
  エキノドラス・グリセバキイ Echinodorus grisebachii
  エキノドラス・パミキュラタス Echinodorus pamiculatus
   E.paniculatusの間違い?。
   ※パニクラツス

  エキノドラス・ベルテロイ Echinodorus berteroi
  エキノドラス・コージフォリウス Echinodorus cordifolius
   ※コルディフォリウス

  エキノドラス・マルティ Echinodorus martii
   ※マヨール

  エキノドラス・ムリカータス Echinodorus muricatus

  エキノドラス・テネラッス Echinodorus tenellus
   ※テネルス

  エキノドラス・カラ Echinodorus kala
  エキノドラス・グランジフローラス Echinodorus grandiflorus
   ※グランディフロルス

2010年9月13日 (月)

「フィッシュマガジン」 昭和42年9月号 通巻17号 その2

表紙写真
 アイモ・テトラ ※レッドフィンコンゴー?

カラー
 ロングノーズ・ガー

  • アメリカのクリーブランド水族館より7月15日に須磨、八瀬、江の島水族館あてに各5尾送られてきた。

肺魚の系譜 実吉達郎 6ページ

  • 条鰭亜綱、肺魚亜綱、総鰭亜綱、扇鰭亜目、管椎亜目などの話から、ネオセラトドゥス・フォルステリ発見の経緯など、読んで面白い記事です。

メダカの仲間達(9) 和泉克雄 9ページ
 エピプラティの仲間達 ※エピプラティス
 エピプラティは<平らな頭>を意味している。
 以下の種についての説明

 エピプラティ・カペリ Epiplatys chaperi
  ※チャペリ

 エピプラティ・クワリエリイ Epiplatys chevalieri
  ※チェリバリエリ
  この魚は飼ったことがない

 エピプラティ・ドォルサリス Epiplatys dorsalis
  ※ドーサリス
  繁殖は出来なかった

 エピプラティ・デュボイシィ Epiplatys duboisi
  ※ドゥボイシー
  繁殖は出来なかった。

 エピプラティ・ファッシォラタス Epiplatys fasciolatus
  ※ファスキオラートゥス

 エピプラティ・グラハミィ Epiplatys grahami

 エピプラティ・ロンギベントラリス Epiplatys longiventralis

 エピプラティ・マクロスチグマ Epiplatys macrostigma
  ※マクロスティグマ

 エピプラティ・ニグロマージナタス Epiplatys nigromarginatus

 エピプラティ・オルナータス Epiplatys ornatus
  ※オルナトゥス

 エピプラティ・セネガレンシス Epiplatys senegalensis
  過去に一度だけ飼育しただけで、短命であった。

 エピプラティ・セクスファシータス Epiplatys sexfasciatus
  ※セクスファスシアタス、セクスファスキアタス

 エピプラティ・シェルジュスコイ Epiplatys sheljuzhkoi
  ※シェルジュッコイ、chaperiの亜種

 エピプラティ・ムルチファシエータス Epiplatys multifasciatus
  ※ムルティファスシアタス
  飼育経験がない

 エピプラティ・セクスファシータス・レオネンシス
                Epiplatys sexfasciatus leonensis
  飼育経験がない

新しい熱帯魚(17) パイク・ヘッド・カラシン 牧野信司 1ページ
 Acestrerhynchus microlepis トーピードパイクのこと
 ※Acestrorhynchus
 5年位前から入っている

2010年9月11日 (土)

「フィッシュマガジン」 昭和42年9月号 通巻17号

「フィッシュマガジン」昭和42年9月号 第3巻9号 通巻17号 緑書房 B5判 P.176 定価220円

 特集は「座談会 磯の採集を円満に 地元との話し合」

 前号よりページ数が少し増え、錦鯉の連載も始まり、いい感じの専門誌になってきました。

【目次】

表紙写真
特集
 座談会 磯の採集を円満に 地元との話し合

グラフ
 グッピーとらんちゅうにかける 東京・品川区の槇さん
 水の生物のふるさとをさぐる 生きた魚の教室 夏休み子供博
 二坪の温室で繁殖を楽しむ 東京・千代田区の青木さん
 90匹の爬虫類を集めた高田爬虫類コレクション

カラー
 ミスジチョウチョウウオ
 ロングノーズ・ガー
 ショートノーズ・クラウンテトラ
 らんちゅう

肺魚の系譜 実吉達郎
海水魚のための濾過器のえらび方と自作法(4) 岡本彦太郎
遺伝の実習 熊谷孝良
魚切手のいろいろ(9) 島津安樹朗
メダカの仲間達(9) 和泉克雄
水族館めぐり 新潟水族館 編集部

読者愛魚録
 私の立鱗病治療法 宇田川 実
 N・ガンサーアイの繁殖 藤野栄一
 アストロを飼って 木全哲久

アイデア提供
 安価で効力のある海水魚飼育ろ過装置 藤野栄一
 簡単に作れる苔取り器 北中 進

磯の幼魚たち(2) 曽根崎久
フ化シリーズ ロージィ・テトラ 屋代乾二
魚と遊ぼう(5) 岡沢広二
金魚随想(5) 桜井良平
水草のすべて(4) 和泉克雄

新しい熱帯魚(17) パイク・ヘッド・カラシン 牧野信司
錦鯉の池造り(新連載1) 黒木建夫
世界の奇魚(16) ブリンクマンネラ・エロンガータ 阿部宗明
ブラインシュリンプの簡単な飼育法 高野秀昭

相談室
 ブルー・ディスカスの幼魚の見分け方  解答)牧野信司
 カブトガニのえさと飼育法     (解答)編集部

新製品紹介
魚紳士録 (17) 淡水のギャング ライギョ 木村重

フィッシュテスト 私は誰でしょう(17)

友の会採集会のお知らせ
読者交歓会
バックナンバーの御案内
熱帯魚価格表
編集後記
友の会視察・研究会のお知らせ

-----メモ-----
1967年=昭和42年
熱帯魚雑誌 創刊年 一覧
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2010年9月 5日 (日)

「フィッシュマガジン」 昭和42年8月号 通巻16号 その4

水草のすべて(3) 和泉克雄 9ページ
 飼育と栽培

  • ・・・・金魚の伝統は長いが、長い伝統の間に植え込まれた<固定観念>は訂正のしようもなく、金魚といえば、狭い器で飼うもので、カボンバの一本ぐらい入れておけばよいという考えがふつうになっている。・・・・

    ・・・・砂も水草もない飼育槽は、<魚の倉庫>にすぎない。・・・・倉庫的水槽に長時間滞留していた魚ほど弱くなるのも当然である。・・・・

    ・・・・私達、趣味的範囲にとどまる飼育家が、最終の目的とするものは、この<水槽のなかの小さな自然?でしかない。・・・・

 水槽のなかの自然のための水草

  • ・・・・水草は彼ら自身の<生殖作用>と<栄養体生殖>の二つの方向で増殖する。・・・・

    ・・・・魚と水草の両方の性質のバランスを知ることによって、容易に水槽のなかの小さな自然を表現する。これが熱帯魚飼育のだいご味というものである。トリミングとコントロールは<飼育と栽培>に必要な二つのたいせつな要点である、ということができる。

金魚随想(4) 桜井良平 5ページ
 金魚飼い初めの記(その1)
  はじめに
  オランダシシガシラ
   白点病、水生菌病、白雲病、うおじらみの治療法
  従兄
  ビニール池

世界の奇魚(15) アマゾン・モリ 阿部宗明 1ページ

  • Mollienesia formosa
    雌性単為生殖でセールフィンモリやモリの雄が、交尾に伴う刺激によって卵の発育をスタートさせるらしい。
    属名はフランスの大蔵大臣のMollienから、種名はラテン語で「美しい」

魚紳士録 (16) ぬえ的珍魚スカフィリンク 木村重 7ページ
 スカフィリングスたち
 兄弟分のチョウザメたち

バックナンバーの御案内 3ページ
 創刊号から第3巻5号までの目次

愛魚クラブの広場 1ページ
 岐阜愛魚クラブ
 赤羽台熱帯魚同好会

熱帯魚価格表 5ページ
 価格が小中大で掲載
 カラシン科  101~187
 鯉科     201~252
 胎生目高科  301~368
 卵生目高科  351~368
 闘魚科    401~420
 シクリッド科 501~531
 ナマズ科   601~632
 ドジョウ科  651~659
 その他の魚  701~738

 爬虫類    751~781
 海水魚    801~838
 水草     901~952

以上でこの号の商会は終わりです。

2010年9月 4日 (土)

「フィッシュマガジン」 昭和42年8月号 通巻16号 その3

メダカの仲間達(8) 和泉克雄 8ページ
 ミクロパンカックスの仲間達
 ミクロパンカックス・プラビピンニス Micropancax flavipinnis

  • ランプ・アイより背びれの位置がやや後方にある。・・・・

 ミクロパンカックス・カタンガェ Micropancax katangae

  • ・・・・すべてがあっさりしているのと、鑑賞的に強烈な魅力を持っていないので輸入されることもまれであり・・・・

 ミクロパンカックス・ロアティ Micropancax lodti

  • ・・・K氏はこのロアティを二つがい飼育していた。一つがいの譲渡をせつに願ったがだめだった。魚はふえないで、あっけなく死んだ。

 ミクロパンカックス・マクロプタルムス Micropancax macrophthalmns

  • 日本へは1954年頃にやってきたと記憶する。一ペア五千円もした。
    学名は小さな小さなパンカックスと言う意味
    特に眼が美しい。ランプ・アイというよび名はこの魚にふさわしい。

 ミクロパンカックス・マクルゥラス Micropancax macrurus

  • ランプ・アイにまじってきたことがある。繁殖はできなかった。

 ミクロパンカックス・マイアーシィ Micropancax myersi

  • 1957年4月から7月までの三ヶ月間、一回飼ったきりである。

 アプロケィリクチス・スピローケナ Aplocheillichths spilduchend

  • 1960年私の水槽にいてすぐ消えた。滞在期間は一ヶ月ぐらいだったろう。・・・・その後は会っていない。

新しい熱帯魚(16) ミィロプルス 牧野信司 1ページ
 ミィロプルス・アーノルディ Myloplus arnoldi
 日本には今から五年ぐらい前に輸入された。
 もう一種はミィロプルス・スクルトゼイで20cmになる。
 ブラックライン・ミィロプルスが数年前に一度輸入された。

キーホール・シクリッドの産卵・ふ化 屋代乾二 2ページ
 Aequidens maronii
 直径15cm程の植木鉢を一ヶ入れてやる。

----メモ----
1954年=昭和29年

2010年8月31日 (火)

「フィッシュマガジン」 昭和42年8月号 通巻16号 その2

表紙写真 海水魚

京阪神初のグッピー品評会と世界の熱帯魚展示即売会
 審査委員

  • 片岡照男(鳥羽水族館)、吉田啓正(須磨水族館)、高田伸乃亮(エンゼル会会長)、鷹司信啓(元堺水族館)、荒賀忠一(京都大学白浜水族館)
  • 尼崎市長賞(揚均溢)、尼崎市議長賞(高松佳子)、エンゼル会会長賞(荻野三郎)、タイムス社賞(生田秀子)、フィッシュマガジン賞(揚均溢)

ラオス魚類雑記(1) 多紀保彦 5ページ
 ※筆者はこの時東京農大育種学研究所
 ヴィエンチャンの朝市

  • ・・・・一つ一つの地方名をひかえ、獲れた場所を聞き出し、時にはうまいかまずいかなどといった質問を試み、標本に必要な魚を買って朝の日課を終わる。・・・・

 ラオスという国

  • 筆者がラオスに滞在したのは1966年4月から67年4月までで、米政府国際開発局の要請による魚類調査と、養魚指導が目的であった。・・・・

 母なるメコン

  • ・・・・パンガシアノドン(Pangasianodon gigas)は流れの中の深みに身をひそめ、藻類を食べているらしい。漁場が非常に限定され、資源量も年々減少しているので、最近は捕獲尾数もごく少なく、1シーズンに100尾を越えないだろうと思う。早くこの魚の生態を明らかにし、保護の手を加えたいものである。・・・・

和尚さんのアルビノグッピー 中西けんじ 2ページ

  • ・・・・私も10年ほど前にアメリカから輸入されたばかりのアルビノ・グッピーを飼ったことがありましたが、遂に仔ができずに終わった経験があります。当時アメリカのコンテストでスケーラという人がアルビノ・グッピーで賞を得たという記事を読み・・・・

    3年程前、熱帯魚繁殖の名人飯塚泰二さんがアルビノ・グッピーの作出に成功されて世間に一時ひろがったことがります。・・・・すでに世間には絶えてしまってどこにもいません。・・・・

グッピーの標本を作ろう 佐々木兼道 4ページ
 一般的な標本
 簡単な標本
  昆虫の標本の作り方を応用したもの
  (一)必要具
  (二)作成手順
   イ、防腐手順
   ロ、固定および乾燥
   ハ、標本の保存

2010年8月30日 (月)

「フィッシュマガジン」 昭和42年8月号 通巻16号

「フィッシュマガジン」昭和42年8月号 第3巻8号 通巻16号 緑書房 B5判 P.168 定価220円

 特集は「ラオス魚類雑記」と「沖縄の海と糸満の漁師達」の2本立て。

 ラオスの方は多紀保彦氏が執筆しており、木村重氏のよき後継者といったところでしょうか。今は多紀氏に続く人が現れないですね。フィールドに強い京都系あたりから出るといいのですが。京都はなんと言ってもアフリカ湖方面を手がけているので無理かな。

【目次】

表紙写真
特集
 ラオス魚類雑記(1) 多紀保彦
 沖縄の海と糸満の漁師達 鈴木克美

グラフ
 インドニシキヘビの赤ちゃん誕生
 沖縄の海で活躍する糸満の漁師 鈴木克美
 海水魚まつり 編集部
 京阪神初のグッピー品評会と世界の熱帯魚展示即売会

カラー
 サザナミヤッコの幼魚
 ブラックライン・アロワナ
 ノトブランキウス・ギュンテリー
 カラープロキロダス
 ウーン、重たいなあ ミドリガメ

グッピーの標本を作ろう 佐々木兼道
海水魚のための濾過器のえらび方と自作法(3) 岡本彦太郎
魚切手のいろいろ(8) 島津安樹朗
メダカの仲間達(8) 和泉克雄
水族館めぐり 八瀬遊園海水水族館 編集部

読者愛魚録
 和尚さんのアルビノグッピー 中西けんじ
 アプロカイラス・リニアタスの産卵 高橋茂徳
 鯨随想 松井富信
 私のミジンコ採集 斉藤勇一

フ化シリーズ キーホール・シクリッド 屋代乾二
金魚随想(4) 桜井良平
水草のすべて(3) 和泉克雄
磯の幼魚たち(新連載1) 曽根崎久
魚と遊ぼう(4) 岡沢広二
かわいい いもり 実吉達郎

毒魚に注意しよう 杉浦弘

新しい熱帯魚(16) ミィロプルス 牧野信司
インドニシキヘビの赤ちゃん誕生 杉浦宏
愛魚クラブの広場
世界の奇魚(15) アマゾン・モリ 阿部宗明
カメ学入門(新連載1) 杉浦宏

相談室
 スプーンビルの脱皮     (解答)牧野信司
 乾燥ミジンコの作り方    (解答)編集部
 ブルーアカラとセベラムの
   ヒレの付け根が赤くなる (解答)牧野信司

魚紳士録 (16) ぬえ的珍魚スカフィリンクス 木村重

新製品紹介
フィッシュテスト 私は誰でしょう(16)
熱帯魚店めぐり
 高辻商店
 マサル商会

友の会採集会のお知らせ
読者交歓会
バックナンバーの御案内
熱帯魚価格表
編集後記
グッピー紙上コンテストのお知らせ

-----メモ-----
1967年=昭和42年
熱帯魚雑誌 創刊年 一覧
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2010年8月28日 (土)

「フィッシュマガジン」 昭和42年7月号 通巻15号 その5

新製品紹介
 オリエンタル 熱帯魚用配合飼料 500g 800円
        オリエンタル酵母工業

 ビッグA・C炭素フィルター 京都アルギン化学研究所
               A丸型フィルター 300円
               B水底用フィルター 800円

 パワーフローモーターフィルター 櫻電社 3800円

魚紳士録 (15) 海を知らぬ海水魚 木村重 6ページ
 ※淡水のアカエイの話
 川魚と海魚
 西江を航く
 居たぞ珍魚原籍地を忘れた魚

放医研と魚 江藤久美 6ページ

  • われわれは魚(主としてワキン、ヒメダカ)を用いて電離放射線(X線やγ線)の身体的影響を研究してます。しかし、遺伝的実験ではありませんから、きれいなキンギョや変わったグッピーを作り出すことはしません。・・・・

 1,飼育施設
  A,魚飼育室
   温度は25度
  B,低温飼育室
   温度は15度
  C,採卵室
  D,大型魚飼育室

  • 以前は生理学的実験を行うため、大型雷魚、ウナギなどを飼育していた。

  E,海水魚飼育室
  F,その他の施設

 2,魚の購入、検疫、消毒および実験前の温度順化

  • ワキン(体重5~8g)は約三千匹、ヒメダカは約六万匹を一年間に使用している。

 3,繁殖
 4,照明
 5,実験観察
  放射線障害の発現の速さと水温は密接な関係がある。
  25度、15度、6度の死亡までの日数を説明

 6,RI投与魚の飼育
  ラジオアイソトープ

 7,長期飼育実験

  • 魚は三千R以上の放射線を照射して25度に保つと、ほぼ十日ですべて死亡します。しかし、一千R以下ですと、このような短期間では死亡はおこらず・・・・
    a,屋外飼育
    b,屋内飼育

 8,照度自動調節装置
 9,おわりに

  • ・・・・われわれの用いる魚は実験用であって観賞用ではありません。したがって、色、形、模様などが美しいというよりもむしろ一群の魚の質が均一であることが望ましいわけです。・・・・魚では遺伝的形質の均一な系統が確立していないため、いくら体重を一定に揃えても結果が大きくばらつきます。・・・・

    自家繁殖を行えば、・・・・系統の確かな、経歴のはっきりした、充分健康な魚が簡単に入手できて、・・・・

バックナンバーの御案内 3ページ
 創刊号~第3巻第5号(通巻13号)までの目次

以上でこの号の紹介は終わりです。

2010年8月26日 (木)

「フィッシュマガジン」 昭和42年7月号 通巻15号 その4

フ化シリーズ クインスランド・レインボウ 屋代乾二 2ページ
 Melanotaenia macullochi
 この他に日本には二種入っている。
  オーストラリアン・レインボウ Melanotaenia nigrous
  セレベス・レインボウ Telmatherina ladigesi

 フ化日数が長い、約5~7日かかる。
 1日に20~30粒産むので、3日位で産ませる。

「グッピーとホルモン」への疑問点 和泉克雄 4ページ

  • 5月号の記事への反論のような内容

    ・・・・幼稚園から大学へ直行した、あまりに結果をいそぎすぎた試みである。・・・・

    アクセルロードとホワイテン共著<グッピー>やポール・ハーネルとレオン・ホイトニー共著<グッピーのすべて>、あるいは遺伝学者ウィンジWinge、さらにはグッピー繁殖家のスタンカ、締めは魚類学者ギュンター・ステルバ博士を持ち出し総攻撃である。

    氏は最後にこう結んでいる。
    ・・・・グッピーの固定した品種の作出を志し、その保存を願う繁殖家は、人間が今までなしてきたさまざまな品種改良の方法を採用するほかない。そして一つの品種は半年や一年で生まれるものではない。

水草のすべて(2) 和泉克雄 9ページ
 水草の生活
  近藤竜雄氏著の「水草園芸」からの引用がされている。

 水草と砂

  • この当時すでに、アポノゲトン属、クリプトコリネ属、コウホネには泥質(今で言うソイル系土)を好むと言っている。
    でも魚との共棲では大磯の一分目が理想的

 水草と光
  夜間の送気の必要性を説いている
  光を上手に用いている水槽では、余分な藻の生長を許さない

 水草と水

  • ・・・・日本の水は、世界一良質のものであるから、むずかしい議論の必要はなく、PHとか何とかの類の<化学知識>はすべて無用である、と言っても殆どの場合さしつかえないが、そうでない場合もある。・・・・

 水草と魚

  • 魚種毎に適した水草の話

    ・・・・以前はシクリード科の魚が好きで・・・・パイク・シクリード等々ずいぶんかわいがり、これらの産卵を楽しんだものだが、これらの魚はそろって気性が荒いのと、水草をいためるので、しだいに姿を消した。

    私には、水草のない水槽などは、何もない倉庫や事務所のようなもので、そのようなところで魚と暮らすことはできない。・・・・・

より以前の記事一覧

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